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お月さまと、お話しする方法が、あるんですよ。 やさしいクマくんが、みつけたんです。 ある夜のこと、クマくんは お月さまを見上げて、考えた。お月さまに、 おたんじょう日のおくりものをあげたいな。 でも、お月さまのおたんじょう日って、いつだろう。 それに、なにをあげたらいいかしら。 クマくんは木にのぼり、 お月さまにはなしかけた。 「こんばんは、お月さま!」 だけど、お月さまはこたえない。 きっと、遠すぎたんだろうな。それで、 お月さまには、きこえなかったんだ。 クマくんは、お月さまの近くにいくために 川をわたって、森をぬけて、高い山の頂上へやってきます。 そこで、お月さまにむかって、 「こんばんは!」 とさけんでみると・・・ ゆっくりおはなしをしてみると、 お月さまは、おたんじょう日も、ほしいものも、 クマくんといっしょ。 だってね、お月さまの声は、ほんとうは、やまびこなんです。 やまびこのお月さまの声と、 クマくんとのやりとりが、なんとも、なんともかわいらしく、 さいごまで、つじつまもぴったりあって クマくんはずーっとしあわせです。 信じられるって、しあわせ。 ちいさな子の、たいせつな、たからものです。 |
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