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ヴァン・ゴッホ・カフェ



シンシア・ライラント 作
中村妙子 訳

偕成社

1050円


98P 19センチ


ヴァン・ゴッホ・カフェは
むかし劇場だった建物のかたすみにあります。

持ち主は、マークという若い男で
むすめのクララが、手伝いをしています。

ヴァン・ゴッホ・カフェの魔法は、
壁にかかった「愛犬、大歓迎」の札からも
パイの回転皿からも
女性用のトイレに描いたアジサイからも
ちいさなレコードプレーヤーからも、やってきます。

ヴァン・ゴッホ・カフェでは、みんながその魔法に気づき、
気づいたみんなが、魔法の影響をうけるのです。


ヴァン・ゴッホ・カフェの魔法は
誰かの気持ちの宿っているところなら、どこからでもやってきて、
人から人へ、つながっていき、
必要としている人のところに、運ばれます。

それは、だれか一人のために唱える魔法の呪文よりも
もっと、もっと、ドラマチックです。


ことり便でとどくこの本が
魔法のはじまりだっていうことだって・・

あるかもしれません。

そんな風に信じられるものがたりです。


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