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おさるのまいにち



いとうひろし 作

講談社

1155円



86
P 22センチ


童話のかたちをしていますが
文字は、おおきくて、ほんの少しで、絵ばっかり。

読んであげれば、ちいさな子からたのしめるし
1年生でも読めてしまう、この、おさるシリーズですが
おとながよんでも、しみじみと、いいのです。


ちいさな南のしまにすむ、おさるのまいにちは、
あさ、おひさまがのぼるとめをさまし、
まず、おしっこをして、
ごはんをたべます。
それからけづくろいをして、
きのぼりをしたり、
かえるなげをしたり、
みずあびをしたりして、
よるになったらねむります。

次の日も、次の次の日も

毎日、変わらない、同じリズムで流れる時間に
ほんのちょっとのスパイス。

起こることは、それだけで
おなじリズムの毎日だからもてる、大切な時間に、宝物・・
そういうもので、この本はできています。

本の中で、時間は、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくーり、流れます。

深呼吸をして、新鮮な空気をたくさん吸い込んだみたいに
さるたちの時間の流れに寄り添った分だけ
本を閉じたわたしたちのこころの中にも
場所ができているとおもいます。

その場所、大切に、大切に。


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