> バックナンバー > 7月のことり便

くもの日記ちょう



長新太 作


ビリケン出版

1680円


24
P 31×22


くもの、日記ちょうです。

くもくんが
ある日は流氷のそばにいって凍ってみたり
みやこわすれの花をあたまに飾ってみたり
ガールフレンドのくもこちゃんを思いだしてみたり
アロハシャツを着てみたり・・

くもくんは、ふわふわと
体が自由なだけでなくて、こころも自由です。

からだがくにゃくにゃ変幻自在なだけでなくって、こころもそう。

イイネ、イイネ。
ステキ。

そして、○月○日(はれ)、
くもくんは、クジラにうれしいことを言われて
空のずっと上のほうへ行ってみようなんて、言いだすのです。


くもくん、ゆうゆう気まま。

その、気ままさと、果てのないような大きさに、
あこがれは募る一方なのでした。

これは、くもの日記ちょうです。

長さんの日記ちょうでも、あるような気がします。