| > バックナンバー | > 7月のことり便 | ||||||||
|
川のそばの家にすみ、ふねをいっそうもっているガンピーさん。 あるひ、ガンピーさんがふねにのって出かけると こどもたちがやってきて、つれていって、とたのみます。 「いいとも」と、ガンピーさんはいいました。 「けんかさえ、しなけりゃね」 そのあとも うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎ・・ つぎつぎに、おさんぽの仲間はふえていきます。 みんな、しばらくは、ガンピーさんとの約束をまもって たのしく川をくだっていたのですが そのうち、やっぱり、おおさわぎ。 (それは、そうです。 やぎはけっとばすし、こうしはどんどんするし、 にわとりはパタパタするし、ひつじはめえめえいうし、 ぶたはうろちょろするし、・・・こどもはけんかする、 そういうものなんだもの!) ふねがひっくりかえって みんな、かわにおちてしまいました。 うすい水色の空に 時とともに色を変える大きなお日さまのついてくる、 あついあつい日。 川におちるのって、ちっとも、いやじゃありません。 それが、ゆったりとした時間のながれる、静かな午後ならなおさら。 たのしい仲間といっしょなら、なおさら。 おいしいお茶がまっていたら、なおさら。 ガンピーさんの、包容力のあるお人柄、とても素敵です。 |
||||||||