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のはらのまんなかの、おおきなニレの木のしたに ちいさなお店がありました。 お店のかんばんには 「ふしぎや」と、かかれています。 そこは、みどりいろのベレー帽をかぶった くまさんが営む楽器屋さんなのでした。 いくにちも、いくにちも、雨がふりつづいたある日のこと。 くまのお店に、男の子がやってきました。 「なにかたのしいものないかなぁ」という、おとこのこに くまがさしだしたのは、おひさまよりもきんいろのまぶしい トランペット。 男の子が、かえりみち、トランペットをふきながら歩いていると・・ 安房直子さんの、 静かで、ぽぅっとあたたかい、やさしいやさしい物語に 葉祥明さんの絵がとてもよく合います。 ちいさな子でも、おとなでも 扉に手をかければだれでものぞくことができる 大声をだしたら、きえてしまいそうな、ふんわりとした、世界。 雨の日のおでかけ先に、ぴったりです。 |
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