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季節が、変わろうとしていました。 こぎつねのファーディは、 ともだちの、大きな木のことが、心配でたまりません。 夏のあいだにたくさんつけていた つやつやしたみどりいろの葉っぱが、 かさかさになったり、ところどころ、きいろくなったり ちゃいろくなったり、しているのです。 ファーディは、木をはげましながら、 おちてくる葉っぱを、枝に結びつけたり、さしこんだりしながら、 ずっと木のそばにつきそっていました。 けれど、ついに、強い風が ほとんどの葉っぱをもっていってしまって・・・ 一途に、懸命に、勇敢に、おともだちを思う ちいさなちいさなファーディー。 さいごの1枚の葉っぱが落ちてしまったあと ファーディは、おもいがけない、ともだちの姿を目にします。 移り変わる季節の美しさと 秋の色と、やさしい空気でいっぱいの絵と ちいさな子ぎつねの友情と。 秋の気持ちって、こういう気持ちです。 ほっこりとした、あたたかい気持ち。 |
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