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ナナさんのいい糸いろいろ



角野栄子 作
高林麻里 絵

理論社

1260円


87P 21センチ


ナナさんは、あみものやさんです。
なんでも編める、あみものやさんです。

お店は、海と山にはさまれた、ちいさな町にありました。

ちくちく あみあみ いいいと どこどこ
いつか みつかる だいじな いいいと


ずっといっしょに暮らしていた
おばあさんがのこしてくれた、ふしぎな歌のおかげで、
ななさんのあみものやさんでは、春も夏も秋も冬も
ふしぎなことや、すてきなことが、起こります。


森の木々や動物たちから、口笛で注文が届くこともあります。

波や木の間から糸をみつけることも
雲のはしから糸をいただくこともありますし、
庭の草でたくさんのかごを編むことだってできます。

急な注文にも、ちゃんとこたえられる腕前と
だれでも幸せにする、とびっきりのセンスを持っています。

それにね、ななさんのやさしいこころは、
もちろん、ななさんのところにも幸せをつれてきます。

ななさんのみつけた、「だいじな いいひと」、
だれだとおもいますか・・?


女の子ごころを、くすぐる、くすぐる、
角野栄子さんの、メルヘン童話です。