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おだんごスープ



角野栄子 作
市川里美 絵

偕成社

1260円

32P 26センチ



おばあさんに先立たれ、
なにをする気にもなれないおじいさんが、
おばあさんが得意だったおだんごスープを作ってみようと
思い立ちました。

台所には、5つのお鍋があり、
まずは、いちばん、ちいさなお鍋で作ってみましたが、
できあがったスープには、なにかが、たりません。

材料を、すこしずつ思い出しながら、
つくりなおすうちに、においにつられてやってくる
お客さんがふえていきます。

だんだん、スープのお鍋は、大きくなっていき、
いちばん大きいお鍋で、作ったころには・・・


おじいさんのこころが
あたたかく癒され、開かれていく過程が、
とても自然に描かれ、さいごには、スープのおいしさだけでなく
ほんとうに、晴れやかな気持ちが伝染します。

おいしいものは、こころを満たす。

味も、よいほうがいいけれど、
湯気は、あたたかく、いいにおいでなきゃいやだけど、
なによりも大切なのは・・・・