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アルプスの山のふもとに、家族でくらす、 ウルスリとフルリーナの兄妹は、よく手伝い、元気のいい 子どもたちです。 この小さな本には、兄妹のおはなしがふたつ、はいっています。 ひとつは、ウルスリが、 春祭りにジャランジャランとならす 大きな牛の鈴を、自分で手にいれたおはなしです。 どんな大きい子の鈴よりも、いちばん大きい鈴を、 たったひとりの大冒険の末に、持ち帰ったのです。 もうひとつは、妹のフルリーナのおはなしです。 太陽が照りつける季節になると、家族は 動物たちとともに山の小屋へうつり、そこで夏をくらします。 ある年、フルリーナは、きつねに襲われ、生き延びた、 一羽の山の鳥のひなをみつけます。 こころをこめて、世話をし、かわいがり、 山の鳥は元気になっていき、そうしてやがて、お別れのときが やってきます・・・ 自然に囲まれた、スイスの小さな村で 子どもたちがのびのびと生活するようすが、 美しい絵と、ゆったりと編まれた文章で、丹念に描かれます。 もともとは、それぞれ、1冊の大判の絵本ですが、 この、小型の本も、とても愛着のわくサイズなのです。 |
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