> バックナンバー > 9月のことり便

しずくの首飾り



ジョーン・エイキン 作
ヤン・ピアンコフスキー 絵

猪熊葉子 訳

岩波書店

2310円


150P 23ページ
ケース入り


やさしい父さんとお母さんが
庭の木にひっかかった北風をたすけたことから、
しずくの首飾りをもらった少女がいました。

誕生日がくるたび、毎年ひとつぶずつ運ばれるしずくは
不思議な力を持ち、しずくがふえるにつれて、
少女は雨を味方にできるようになります。

ところが、ある日、その首飾りをなくしてしまい・・・

・    ・    ・

しずくの首飾り、足ふきの上にすわったネコ、
空のかけらをいれてやいたパイ、ジャネットはだれとあそんだか、
三人の旅人たち、パン屋のネコ、たまごからかえった家、
魔法のかけぶとん。

ふつうの人たちが、ふとしたことから
魔法の鍵を手にし、むこうの世界へふわりと飛んでいく
8編のファンタジー。

影絵のように描かれた、
夢みたいに色鮮やかな挿絵とともに築く、独特の世界は、
想像の垣根を、ひらりと越えてゆきます。

きっと、タイトルをみても、想像つきませんよね・・・?


ほんとうは、ゆっくり、だれかに読んでもらうほうがいいな。

ただ、ただ、物語のなかを飛びながら、夢におちたら、
素敵でしょうね。