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お父さんのいない少女、ユリアのもとに、 お母さんの働いている夜の間だけ、留守番にくることになった 夜のパパ。 スムッゲルという名のフクロウを相棒に連れ、 石の本を書いている、どこか浮世離れした夜のパパは、 ユリアの良き理解者になり、「お守り」の関係をこえて ゆっくりと、心を通わせていきます。 そして、ユリアの、 「大切な秘密ほど、人に話さなければいけない」 という話に説得され、ふたりで順番に、 自分たちのことを本に書いていくことに・・・ 信頼する人に、背伸びをしたり、意地をはったり、 甘えたり、ためしたりしながら、バランスをとっていくこと。 ユリアのそんな成長を、 共有し、認めて、支える、夜のパパ。 子どもとおとなの、ちょうど間のユリアの ときにとろりと透明で美しく、ときにキラリと刃の光る、 澄んだ感性。 夜の月明かりのしたで紡がれた物語は、 夢の中の出来ごとのように、淡く輪郭をのこします。 しんとした夜に、読みたい物語。 |
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