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高く高く澄んだ、青い空。 焼けて熱い、海辺の白い砂山。 小さな、真っ黒いのらいぬが、歩いてきます。 砂に寝転ぶ、男の子をみつけて、 そばに寝転ぶ犬。 一緒に走りだし、並んで灯台を目指し、 芽生えたかのような絆でしたが、 灯台のてっぺんから、男の子は、海に消えてしまいます。 ・ ・ ・ 夏って、静かだなぁと、思います。 なにもかもが、いつもよりも大きくて、 音は、そこに、吸い込まれてしまうみたいに静かで、 ひとりでいると、ときどき、ふと、さみしさにつかまる一瞬もあります。 夢のなかみたいに。 文字がほとんどなく、大きな空と海と砂浜が広がる絵本です。 ひとりぼっちののらいぬのみた、夢でしょうか? ほんとうに? ひらくたびに、いろいろな想いが浮かびます。 海の波みたいに、肌にふれるそよ風みたいに、 こころが動くのを、感じます。 |
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