> バックナンバー > 8月のことり便
思い出のマーニー

 

ジョーン・ロビンソン 作
 松野正子訳

岩波少年文庫


(上) 672円 238P


(下) 672円 225P

学期の途中で、美しい海辺の小さな村
リトル・オーバートンに行くことになったアンナ。

アンナは、このことを
「手におえない子」の厄介払いだと思っています。

でも、たぶん、本当はそうではないことも、知っています。
傷つかないように、自分を守る殻を固くするために、
そう思っているようです。

滞在先のペグさん夫妻は
ざっくばらんでおおらかな人たちですが、
でも、やっぱり、アンナは心を開くことができません。

そのことが、また、アンナを苦しめるのです・・


アンナが、その地の海辺の洋館に住むという、
不思議な少女、マーニーと出会い、秘密の時間を過ごす中で、
少しずつ自分と向き合い、こころがほぐれていく様子が
じっくりと、描かれる、タイムファンタジーです。

アンナのような少女を、知っている人、むかし、知っていた人、
あの想いに、もう1度、添ってみませんか?

また、ちがう気持ちが、みつかるかも、しれません。


              倉庫にもあります