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はじめ、ジェニーには、なにもかもそろっていました。 ブラシも、お薬も、セーターも、外を眺める窓も やさしい飼い主も、なにもかも。 でも、ジェニーは、たいくつでした。 だから、なにもかもを捨てて、旅にでることにしました。 「たいくつだから。ここにないものがほしいから。 なにもかもそろっているよりも、もっといいこときっとある!」 ジェニーの、もっといいことさがしの 長い旅がはじまります。 ジェニーは、貪欲で、ずうずうしくて、たくましい。 夢をつかむには、そうでなくちゃ。 なにより、まず、出発しなくっちゃ・・ たったひとつ、もっていない、「経験」を手にいれ、 夢をかなえるため、ジェニーは、進みます。 ・ ・ ・ おとなっぽい、素敵な装丁の絵本で、ボリュームもありますが、 短く章にわかれていて、登場人物たちの会話や はちゃめちゃなジェニーのやり方がなんとも可笑しく 一日一話のおたのしみにも、ぴったりです。 センダックの細やかな線画も、ユーモラスで、 うっとりするほど、美しいです。 |
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