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ふふふん へへへん ぽん!
ーもっといいこときっとあるー



モーリス・センダック 作
神宮輝夫 訳

富山房

1575円

69P 17センチ



はじめ、ジェニーには、なにもかもそろっていました。
ブラシも、お薬も、セーターも、外を眺める窓も
やさしい飼い主も、なにもかも。

でも、ジェニーは、たいくつでした。
だから、なにもかもを捨てて、旅にでることにしました。

「たいくつだから。ここにないものがほしいから。
 なにもかもそろっているよりも、もっといいこときっとある!」

ジェニーの、もっといいことさがしの
長い旅がはじまります。


ジェニーは、貪欲で、ずうずうしくて、たくましい。

夢をつかむには、そうでなくちゃ。
なにより、まず、出発しなくっちゃ・・

たったひとつ、もっていない、「経験」を手にいれ、
夢をかなえるため、ジェニーは、進みます。

・  ・  ・

おとなっぽい、素敵な装丁の絵本で、ボリュームもありますが、
短く章にわかれていて、登場人物たちの会話や
はちゃめちゃなジェニーのやり方がなんとも可笑しく
一日一話のおたのしみにも、ぴったりです。

センダックの細やかな線画も、ユーモラスで、
うっとりするほど、美しいです。