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あまの川



   天沢退二郎 編
おーなり由子 絵

筑摩書房

1365円


132
P 18センチ


宮沢賢治の作中歌ばかりを集めた、童謡集です。

作中で歌われるちいさなうたに
おーなり由子さんの、素敵な絵が添えられています。

うたたちは
とても居心地のよさそうに
そこにおさまっているようです。

堂々と・・というよりは
やっぱりひかえめな感じで
本の中で胸をはってるのが、目に浮かぶようです。

なんども読んだおはなしの中のうたでも
はじめてあったような気がするものもあります。
そうすると、またお話が読みたくなるし
うたを味わって、うたっている人やうたわれている人に
(モノや自然や動物も)
直接ふれたような気になって、それからお話を読んだら
賢さんの中にすこし近づけたようで、うれしくなります。


トッパァスのつゆはツァランツァリルリン、
こぼれてきらめく サング、サンガリン、
ひかりの丘に すみながら
なぁにがこんなにかなしかろ。

        
「十力の金剛石」というお話のなかの、りんどうの花のうた