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魔法使いの
チョコレート・ケーキ



マーガレット・マーヒー 作
石井桃子 訳

福音館書店

1680円

173P 22センチ

     
・  ・  ・

福音館文庫
630円

魔法がうまくなかったばかりに、ずっと長い間
まわりの人も、自分も、悪い魔法使いなのだと思い込んでいた
料理上手の魔法使いがいました。

魔法使いは、いつも、ひとりぼっちで、
友だちといえば、家のまわりに植えたリンゴの木だけ。
毎日、お得意のチョコレートケーキを焼いては
なかよしの木と一緒に、お茶の時間を過ごしていました。

そんな孤独な魔法使いに、何十年もへて、
素敵なお茶会が訪れます・・・

  ・    ・    ・

不器用な少女が、たこあげ大会の日に
すばらしい幸運を手にする「たこあげ大会」

犬がほしい少年の空想あそびが、いつか本当に変わる
「葉っぱの魔法」

ひとりきりの夜に目にする、幻想的な出来ごとや、
ちいさな幽霊との出会い。

どの扉も、毎日のなかにひそみ、
わたしたちが気づくのをまっているような、
10編の物語と詩からなる、ちいさな秘密の
ファンタジー集です。

表題作の、「魔法使いのチョコレートケーキ」には、
魔法使いのやさしさやさみしさ、子どもたちの無邪気さの
ほかに、魔法はひとつも、でてきません。

それでも、不思議なことは、ちゃんと、起こるのです。

とても、うれしいことだと、思いませんか?