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雨だれぽとり



イーダ・ボハッタ 作

松居スーザン
   永嶋恵子  訳

童心社

735円


20P 14.8センチ


先月の「はなのこどもたち」続き、
イーダ・ボハッタの手のひらサイズの
ちいさな絵本のシリーズです。

「雨だれぽとり」は、なかでも、ユーモアがきいています。

笑顔、笑顔のなかに、
本当のことや、大切なことが、ぽとり、ぽとり。

ぽってりと無邪気なあまつぶたちもさることながら
名脇役の「あまつぶせんせい」が、とてもいいお味・・・

    ・    ・    ・

あまだれせんせい


「もうだめ」と わすれなぐさ

「あたし しんでしまう」

げんきなく あたまをたれて めをとじた

そこへ あまだれせんせいが

そらから かけつけてきた

「これはたいへん」といって

てきぱき しょほうせんをかいた

『もっとじぶんを たいせつにし

こんご かならず

おがわのほとりにすむべし』



雨の日のおでかけに
100年前の、こんな、すてきな絵本を
ポケットやカバンにいれて。

降ってくる雨が、きっと、たのしげに感じます。