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ペレは、自分で世話をする、 自分だけのこひつじを1ぴき、もっていました。 ペレもひつじも、成長し、 ひつじの毛はながく伸びましたが ペレの服は、短くなるばかりです。 ペレは、あたらしいうわぎを作ることにし、 こひつじの毛をかりとり、おばあちゃんのもとを訪ねます。 そこで、畑の草取りをするかわりに 毛をすいてもらい、その毛をもって別のおばあちゃんのところで 牛の番をするかわりに、糸につむいでもらい、 その糸をもって、ペンキ屋さんのところに・・・ ペレは、そんな風にして、 あたらしい服を、きちんと、立派に仕立てるのでした。 たくさんの人の「手」によって ひとつのものが作り上げられていく過程が、 スウェーデンの牧歌的な春を背景に 丁寧にゆるぎなく描かれ、こまかなところまで 興味深く見入ります。 みんな、それぞれに、自分のできることをもち、 何かを得るために、それを提供し合うこと。助け合うこと。 ベスコフの描く、生活を営むということの根っこの中で、 ほこらしげなペレの、赤いほっぺが ほほえましく、とても、頼もしいです。 倉庫にもあります → |
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