| > 絵本とお茶の時間 | ||||||||
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窓のむこうで、もう、
小さな物語がはじまっている様子のする 清楚で細やかな表紙。 窓の向こうは、詩人、エミリ・ディキンスンの部屋。 長い年月、おとなになってからのほとんどを 両親の家で世間からかくれるように 「誰でもない」ものとしてひっそりと暮らしながら、 自由に空想にふけり、こころをゆらすほんのちいさなことの なかからも、言葉をみつけ、紡ぎ、ほとばしるように 生涯、詩を綴り続けた、エミリ・ディキンスン。 彼女の部屋の壁穴に引っ越してきた 白ネズミのエマラインは、そんなエミリにこころひかれ、 自らもペンをとり、詩を綴りはじめます。 やがて、それは、それぞれの想いを言葉を通して共有し、 刺激しあい、なぐさめあい、励ましあう、かけがえのない 密かな文通になってゆくのです・・ ・ ・ ・ 白ネズミのエマラインを通して 言葉から、世界が広がります。 短いお話しですが、 純粋で清潔なあさひのように、その光が どこまでも、どこまでも、草の色を変えながら のびていくのを感じる人もいるとおもいます。 わたしは、あまり、外国の詩を知りませんが、 彼女を知っていました。 向かいの家に住む少女の目からみたエミリと、 クーニーの絵本のなかで、会ったことがあったのです。 |
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