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さむい、冬の日の午後のことです。 そとのお庭で、ひとりでお人形あそびをしていたベスが ふと空をみあげると、パラン!とことりがおちてきました。 ことりは、ベラといいました。 南の国への旅のしたくで、素敵なものをたくさんつめていた ベラのちいさなカバンからは、 テーブルクロスにぴったりの大きなショール、 おちゃのはいったポット、きれいなうつわに丸いパン・・ 色とりどりのうつくしいものが次々にでてきます。 まるで、雪の精みたいに、 つぎつぎに、あらわれる、かわったものたちも加わって さあ、つめたくて、あたたかい、 雪の中のパーティーのはじまりです。 雪のつもる、うすぐらい午後。 ベスのほかは、みんな、きっと あたたかで明るいおうちにいるのです。 ずっと後になって、季節がかわったときに、 あれは、夢だったのかな・・って思うような ちょっと不思議なことがおこるのって、 たいていそんなときなんですよね。 あたらしい出会いのあふれる春を待つあいだに起きた、 鮮やかな夢みたいな、できごとのおはなしです。 |
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