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生きとし生けるもの



M.B.ゴフスタイン 作
谷川俊太郎 訳

ジー・ジー・プレス

1575円


32P 19×16


 わたしたちの星・地球は生きている
 宇宙のただなかで。

 海はたえまなく動きつづけ、
 その深みでは、

 魚が泳ぎ、海老がはね、
 海草が音もなくゆれている。


ゴフスタインは、とてもとても静かに語りかけます。

わたしたちの地球は、どんなに穏やかでうつくしいか。

そんな地球の中でおこる、
諍い、不平等、孤独。

枝になる果物や土の中にかくれている野菜は、
だれのために作られたのか。
何のために作られたのか。

想いを馳せることは、
どんなにか大切なことだろう・・

知るだけでは、足りないと思います。
感じて、想像して、
ゴフスタインの言葉は、いつもその手助けをしてくれます。
そうっと、空気を吹き込まれているみたいに、ふくらみます。

     ・    ・    ・

お正月は、たぶん、いつもよりたくさんの人が、空を見上げて、
これから始まる一年をぼんやりと想い浮かべたり、
同じように空を見上げる、誰かのことをちらりと想ったり。

ふいに見上げた空が美しく、遠くの誰かを想うように
どんな日でも、
おんなじ空の下を感じられる人になれますように。

生きとし生けるものを愛しむこころ
持ちつづけていられますように。