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ポケット詩集 2



田中和雄 編

童話屋

1313円



160P 15センチ
 ぼくたちは昔からうたが好きです。歌も唄も和歌も俳句も詩も、

みんなうたです。千年余も前に古今和歌集を編んだ紀貫之は序文の

なかで、和歌のたねは人の心にある、人の心が言葉になって他の人に

呼びかけていく。呼びかけられた人はまた自分の心をうたにして

お返しする。うたは荒んだ人の心をやわらげ、男女の仲を睦まじくして、

さらには天地をも動かしてしまう。人だけでなく、鳥や蛙や草や

木だって、みんな生きる喜びをうたっている。つまり、みんなを

やさしい気持ちにして、一つに和にしてしまう力があるー

と書いています。

(中略)

 いい詩を読んで、日本中の人たちがいまいちど本来のやさしい

気持ちに立ち返って、この世界のみんなと一つに和することができ

たら、どんなに幸せなことでしょう。



             
ー 編者のまえがきより




道程・・・・・・・・・・・・・・・・・・高村光太郎
二十億光年の孤独・・・・・・・・・・・・谷川俊太郎
山林に自由存す・・・・・・・・・・・・・国木田独歩
六月・・・・・・・・・・・・・・・・・・茨木のり子
雲の信号・・・・・・・・・・・・・・・・宮沢賢治
花・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村野四郎
素朴な琴・・・・・・・・・・・・・・・・八木重吉
ひとり林に・・・・・・・・・・・・・・・立原道造
われは草なり・・・・・・・・・・・・・・高見順
うさぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・まど・みちお
生きる・・・・・・・・・・・・・・・・・谷川俊太郎
春の問題・・・・・・・・・・・・・・・・辻征夫
帰郷・・・・・・・・・・・・・・・・・・谷川俊太郎
初節句・・・・・・・・・・・・・・・・・大木実
雪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三好達治
父・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉野弘
儀式・・・・・・・・・・・・・・・・・・石垣りん
生命は・・・・・・・・・・・・・・・・・吉野弘
僕はまるでちがって・・・・・・・・・・・黒田三郎
葉月・・・・・・・・・・・・・・・・・・阪田寛夫
ふゆのさくら・・・・・・・・・・・・・・新川和江
夕方の三十分・・・・・・・・・・・・・・黒田三郎
森の若葉・・・・・・・・・・・・・・・・金子光晴
ほほえみ・・・・・・・・・・・・・・・・川崎洋
人間に与える日・・・・・・・・・・・・・山村暮鳥
雁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千家元麿
前へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・大木実
自分はいまこそ言おう・・・・・・・・・・山村暮鳥
象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高村光太郎
リンゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・まど・みちお
わたしが一番きれいだったとき・・・・・・茨木のり子
滅私奉公・・・・・・・・・・・・・・・・吉野弘
用意・・・・・・・・・・・・・・・・・・石垣りん
冬が来た・・・・・・・・・・・・・・・・高村光太郎
虹・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まど・みちお
鄙ぶりの唄・・・・・・・・・・・・・・・茨木のり子
街・・・・・・・・・・・・・・・・・・・与謝野晶子
椅りかからず・・・・・・・・・・・・・・茨木のり子
紙風船・・・・・・・・・・・・・・・・・黒田三郎
かなしみ・・・・・・・・・・・・・・・・谷川俊太郎
芝生に・・・・・・・・・・・・・・・・・谷川俊太郎
奈々子に・・・・・・・・・・・・・・・・吉野弘