外国の絵本 <
ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん
春、うらら。

小さな花があふれ、のどかな、のどかな絵本です。


どこか、田舎で、ことり文庫を営むこと。
川が大好きなので、そこには、小川がながれていてほしくて、
自然に、毎年顔をだす花々や、木の実や、果物の木が
家のまわりにはたくさんあって、
そして、わたしはひつじを、ダンナサンはぶたを、友だちにします。
もちろん、今の相棒の、犬のチとキも一緒です。

そんな、わたしたち夫婦の、いつかはきっと・・・を、
もう、みんなかなえている、しあわせなご夫婦のおはなしです。




むかし むかし、あるところに、ちいさな木ぼりの
おひゃくしょうさんと ちいさな木ぼりのおかみさんが、
ちいさな木の家に すんでいました。きれいなあかいやねの
すてきな家で、りょうがわには みどりの木が
うえてありました。

家の横には、やっぱりかわいらしい、赤い納屋や、
ぶたや犬のうちや、動物をはなせる囲いも、ありました。

ふたりは、いっしょにくらす動物がいれば
きっと、すてきな農場になると思っています。

そこである日、毎日家の前の小川を通る船長さんに
おねがいし、小川の道々で会う動物たちに
うちにこないか、聞いてもらうことにしました。

    ・     ・     ・

わたしたちの、いつかはきっと・・に、もうひとつ、追加。

そこには、気心のしれた、よい関係のご近所さんがいて、
あいさつをするのが、毎日のたのしみなんです。

ブオー ブオー

そんな合図が、いつのまにか、できるかな。


テキスタイル・デザイナーだった、アニタ・ローベル。

たくさんの花をモチーフにした、
枠の飾り模様が、おちゃめで美しく、見わたすかぎり、春爛漫です。



「ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん」

アリス・ダルグリーシュ 文 アニタ・ローベル 絵
星川菜津代 訳 童話館出版 1470円