外国の絵本 <
生きとし生けるもの
お正月は、たぶん、いつもよりたくさんの人が、空を見上げて、
これから始まる一年をぼんやりと想い浮かべたり、
同じように空を見上げる、誰かのことをちらりと想ったり。

気持ちのいいお天気になることが多いのは、
うれしい不思議です。





わたしたちの星・地球は生きている
宇宙のただなかで。

海はたえまなく動きつづけ、
その深みでは、

魚が泳ぎ、海老がはね、
海草が音もなくゆれている。



ゴフスタインは、とてもとても静かに語りかけます。

わたしたちの地球は、どんなに穏やかでうつくしいか。

そんな地球の中で起こる、
諍い、不平等、孤独。

枝になる果物や土の中にかくれている野菜は、
だれのために作られたのか。
何のために作られたのか。

想いを馳せることは、
どんなにか大切なことだろう・・

知るだけでは、足りないと思います。
感じて、想像して、
ゴフスタインの言葉は、いつもその手助けをしてくれます。
そうっと、空気を吹き込まれているみたいに、ふくらみます。

       ・・   ・・   ・・

どんな日でも、
おんなじ空の下を感じられる人になれますように。

生きとし生けるものを愛しむこころ、持ちつづけていられますように。



”生きとし生けるもの”
M.B.ゴフスタイン 作 谷川俊太郎 訳 ジー・シー・プレス



ゴフスタインの本 ゴールディーのお人形
         
私の船長さん