外国の絵本 <
はちうえはぼくにまかせて
夏休み、おとうさんの仕事がいそがしく
どこにも連れて行ってもらえないトミーは、
バカンスにでかける人たちのはちうえを
あずかることをおもいつきます。

うえきばち、ひとつで、1日2セント。

近所の人たちは、みんな、トミーのお客さんです。





トミーは、はちうえのお世話がじょうず。

日当りの調整も
お水の量も、お手のもの。

親身になって、世話をして、植物たちはすくすく元気です。

やがて、育ちすぎた植物で、うちのなかはジャングルのようになり
おとうさんは、だんだん、ごきげんななめに・・

そこで、トミーは
またまたいいことをひらめきます。


決めたことを、責任をもってやりとげるたのしさが、つまった絵本です。

両親や、まわりのおとなの信頼の元では
ちょっとした工夫で、小さい子どもにだって
こんなにたくさんの人をハッピーにする「仕事」ができるのですね。

子どもは、ひらめきの天才ですもん。


約束通りのことをするだけでなく
よろこびや、おどろきを、おまけでお届けしてしまうトミーくん、
将来、きっと、素敵な商売人になるだけでなく
素敵な男の子に、なるのでしょうね・・!




「はちうえはぼくにまかせて」

ジーン・ジオン 作 マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
もりひさし訳 ペンギン社 1260円