外国の絵本 <
あすはきっと
あたらしい年が、はじまりました。

この1年は、きっと、
たのしくて、平和で、笑ってばっかりの年になりますよ。

そう、思いませんか?





こどもたちは ベッドのなか。

「おやすみ」といって、目をとじる、じかん。

めをさまして「おはよう!」っていうと、
もう そのときが、あす。

あすは、こんなこえで はじまるよ。

「うあい、あかるい おひさまあ!
 あさごはんが たべたいや!」



あすは、なんだって、できるんです。

なにをして遊ぶこともできるし
歌うことも。

シャボン玉がふわふわきえていくのを
      見ることになるかもしれないし
今日より高くつみきがつめるし
なくしたおもちゃはみつかるし
あたらしい友だちができるし
けがだって、なおっちゃう。

朝から夜まで、ずっとにこにこ、わらっているかも。

つまり、あしたは、だれにだってきっと、いい日だっていうこと。


これって・・

こう思えるって、
とっても、うれしいことですよね。

     ・      ・      ・

さあ きみの きょうという日と、あすという日のために、
キスを いっぱい あげよう。


ぜんぶ きみのために!


かがくような明日の讃歌にをまるごと抱きとめる、
カレン・ガンダーシーマー(ギュンダシャイマー)の
無邪気で繊細でかわいらしい絵も、おおきな魅力です。



「あすはきっと」

ドリス・シュワーリン 文 カレン・ガンダーシーマー 絵
木島始 訳 童話館出版 1260円