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せかいのはてって
どこですか?



アルビン・トゥレッセルト 作
ロジャー・デュボアザン 絵
三木卓  訳

童話館出版

1470円


32P 25.6センチ


井戸の中に、かえるが1ぴき住んでいました。

かえるは、その井戸に、とても満足していました。
深くて、ひんやりしていて、こけがはえていて
底には冷たい水がたまっていて、
泳いだり、あそんだり、自分の姿をうつすのにも、ぴったり。

わた雲のながれる、青空の天井もあって
夜には、おつきさまがのぞきこんでくれるのですから・・

かえるは、井戸が世界の全部だと、思っていました。
ほかにかえるがいることだって、考えもしなかったのです。

ところが、あるときのこと
ついに、井戸の水が、みんななくなってしまいました。

かえるは、死ぬ前にいちど、
世界の果てを見に行こうとおもいたち
井戸の壁をのぼりはじめます。

すると・・


井の中の蛙大海を知らず・・
まさに、その、おはなしです。

本当の世界の果てしなさと、
めうしも、とりも、動物たちも
それぞれに自分にあった世界をもっていることを知り、
自分がもっとしあわせになれる場所へ飛び込んでいくかえるくん。

ものおじせず、おもうままに前にすすむ姿が、すがすがしいです。


「しろいゆきあかるいゆき」「きんいろのとき」の
コンビの、ユーモラスな絵本です。