> テーマの絵本 > 雨がふってもたのしいよ

青い花



安房直子 作
南塚直子 絵

岩崎書店

1260円


32P 25×22


大好きな安房直子さんの、雨のおはなし。


主人公は、うら通りにある、ちいさい傘屋の店主。
りっぱな腕前をもち、傘の修理がじょうずで丁寧な青年です。

降る雨は、「ほそいほそい雨」。

タイトルの、青い花は
青年が、ある雨の日に出会った少女に
とくべつに作った、青い傘のことです。

ある日の海の色に似ていて
雨上がりの空の色にも似ていて
そのかさにはいると、まるで小さい青い屋根の家に
すっぽりとこもっているような気持ちになる・・
そんな、青い傘。

少女に作った青い傘が評判になり、
修繕をあとまわしにするようになってしまったかさ屋のもとに
ある日、いつかの少女が訪ねて来て・・


安房さんの、鮮やかな
言葉のイメージ、色のイメージに、胸がドキドキします。

大切なことを、そっと、こころに置いていきます。