> テーマの絵本 > おとうさんの絵本

にいちゃん、
ぼく反省しきれません




柚木真理 作

ポプラ社

1260円


191P

 
昭和30年代、東京下町。

街頭テレビ、銭湯、夏祭り、鞍馬天狗、
近所付き合い、カミナリ親父。

住む人がみんなそれぞれの「味」を持ち
町中が本のない図書館のようだった
そんな時代の、家族のひとこま。


主人公の新太の家族は、
ガキ大将のお兄ちゃんと
下町気質で懐の広い、一風変わった父さんと
にぎやかな家族をまとめる、おっとりしていてしっかりものの母さん。

家、近所、学校・・
ところかまわず巻き起こる
ひと騒動や人情話が50話もはいっています。

くっくっく・・と笑わずにはいられなくて
こころにすとんと落っこちて
読後に、なぜだかわからないけれど、うれしさが残ります。

父はゆるぎなく、母はあたたかく
子どもたちはイキイキとして
いろいろあっても、やっぱり、いい時代だなぁ・・