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フランスのどこを探しても、アナトールほど しあわせで満ち足りたねずみは、ほかにいませんでした。 アナトールは、パリの近くのちいさなねずみ村に 愛する妻と6にんのかわいい子どもたちといっしょにくらしていました。 夕やみがせまると、パリへの道を自転車で走り、 人間の家で食料を調達してくるのが ねずみのとうさんたちの仕事です。 そんなある日、いつものようにはいりこんだ家で 人間たちがねずみの悪口を話すのをきいたアナトールは、 おおきなショックをうけます。 誇りたかいアナトールは、 自分の仕事がほかのものから軽蔑され嫌われることに たえられなかったのです。 そこで、人間への謝罪の気持ちもこめて おくさんとふたりで考えたことは・・ 素敵なはじまりに、わくわくする展開に、ハッピーエンド。 誇り高く、誠実なねずみたちや人間の姿勢や会話が、 おしゃれでボリュームたっぷりの物語に筋を通し とてもさわやかな読後感です。 |
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