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ねずみのとうさんアナトール



 イブ・タイタス 文
ポール・ガルトン 絵

童話館出版

1365円

32P 25.5センチ



フランスのどこを探しても、アナトールほど
しあわせで満ち足りたねずみは、ほかにいませんでした。

アナトールは、パリの近くのちいさなねずみ村に
愛する妻と6にんのかわいい子どもたちといっしょにくらしていました。

夕やみがせまると、パリへの道を自転車で走り、
人間の家で食料を調達してくるのが
ねずみのとうさんたちの仕事です。

そんなある日、いつものようにはいりこんだ家で
人間たちがねずみの悪口を話すのをきいたアナトールは、
おおきなショックをうけます。

誇りたかいアナトールは、
自分の仕事がほかのものから軽蔑され嫌われることに
たえられなかったのです。

そこで、人間への謝罪の気持ちもこめて
おくさんとふたりで考えたことは・・


素敵なはじまりに、わくわくする展開に、ハッピーエンド。

誇り高く、誠実なねずみたちや人間の姿勢や会話が、
おしゃれでボリュームたっぷりの物語に筋を通し
とてもさわやかな読後感です。