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ねえ とうさん



佐野洋子 作

小学館

1470円


32P 27センチ


佐野洋子さんの描くおとうさんは、「とうさん」。

おおきくて、たくましくて、あこがれの、とうさんです。


とうさんがかえってくる日を、待ちわびていた
元気盛りのくまの男の子。
背伸びをして、ちょっと、おとなの真似をしてばかりいます。

ひさしぶりにかえってきたとうさんは、やっぱり、
おおきくて、やまのようで、
くまの子は、うれしくてしかたがありません。

いっしょに散歩にでかけても、
かたぐるまをするのも、せなかにのっけておよぐのも、
川にはしをかけるのも、
「よしよし」のひとことで、おやすいごよう。

「すごい!とうさん」
くまの子は、そう、おもいます。
とうさんみたいになりたい!って。

そして、「ぼく、とうさんの子でよかった」というくまの子に
とうさんがいった言葉は・・・


とうさんは、とうさんらしく・・ではなく、くまらしく。

どうどうと背中で語る、くまのとうさんと、
あこがれのとうさんの全部を、目を輝かして見つめる、
素直ででやわらかなくまの子の、お話しです。