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佐野洋子さんの描くおとうさんは、「とうさん」。 おおきくて、たくましくて、あこがれの、とうさんです。 とうさんがかえってくる日を、待ちわびていた 元気盛りのくまの男の子。 背伸びをして、ちょっと、おとなの真似をしてばかりいます。 ひさしぶりにかえってきたとうさんは、やっぱり、 おおきくて、やまのようで、 くまの子は、うれしくてしかたがありません。 いっしょに散歩にでかけても、 かたぐるまをするのも、せなかにのっけておよぐのも、 川にはしをかけるのも、 「よしよし」のひとことで、おやすいごよう。 「すごい!とうさん」 くまの子は、そう、おもいます。 とうさんみたいになりたい!って。 そして、「ぼく、とうさんの子でよかった」というくまの子に とうさんがいった言葉は・・・ とうさんは、とうさんらしく・・ではなく、くまらしく。 どうどうと背中で語る、くまのとうさんと、 あこがれのとうさんの全部を、目を輝かして見つめる、 素直ででやわらかなくまの子の、お話しです。 |
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