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きっとみずのそば



石津ちひろ 作
荒井良二  絵

文化出版局

1575円


32P A4変形


ある日、ぼくが飼っている鳥のワゾーがいなくなった。

残されていた、“きっとみずのそば”という手紙をたよりに、
ぼくは、パパといっしょに、
ワゾー捜しの旅に出発することにしました。

さいしょにむかったのは、アマゾン河。
うつくしくて、気持ちがいいけれど、ワゾーはいない。

がっかりしていると、パパがいいます。

「ねぇ、ふたりでカヌーをつくってみようか。」


アフリカ、ヴェニス、モンゴル、デリー・・・

マイペースなパパに、手を引かれるように、
いくつもの国をまわり、その土地になじみながら、
いつのまにか世界をぐるっとまわります。

ワゾーがみつからないまま、旅の果てに、
ソファで
ふっときがついた、ぼくのそばにあった手紙には・・


荒井良二さんの澄んだ絵の中を流されるような、謎めいた旅。

ことばあそびの達人、石津さんの用意してくれた
素敵な結末をいちど味わったあとでも
なんどでもまた、でかけたくなります。

ぼくを、この旅にいざなってくれたのは、
ワゾーなのか、パパなのか・・・