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キスなんてだいきらい



トミー・ウンゲラー 作

文化出版局

1020円


40P 24×19センチ


パイパーは(とても!)わんぱくな男の子。
反抗、けんかはおてのもの。
今、がまんならないのは、お母さんに
”パイちゃん”とか”ぼうや”とか言われることと、
ことあるごとにキスされることです。

キスなんてされると、ぎょっとして、
ベッドから転がり落ちてしまうくらい。

学校でもあばれもののパイパーは、
ある日、大騒ぎを引き起こします。そしたら、母さんときたら・・


パイパーと友だちとの、男同士の会話、
お父さんやタクシーの運転手さんの言葉が、
ハードボイルドでかっこいい。

「そういうたちなのさ。まぁ、いいこになっててやれよ。」

「なんていけすかねえかんごふだ。」

「おふくろさんにあんなこというもんじゃない。はずかしくおもえよ。」

なんて。
ふだん無口なおとうさんも、ビシッときめます。


あまちゃんのおかあさんには言いたい放題のパイパーも、
おとうさんは、かなわない存在。

そして、男同士、言葉はなくてもわかってもらえる、
頼もしい存在なのです。


もちろん、パイパーは、おかあさんのことも、大好きで、
男の子らしく、ちゃんと、おもいやっているんですよ。